以下の項目に該当する方は要注意です！

上記のような項目に該当する方は「すい臓がん」の可能性があります。当院ではメディカルスキャニング横浜と連携した、すい臓がんドックも行っております。
すい臓がんは5年予後が非常に悪い特徴がありますが、腫瘍を小さな段階で早期発見ができれば、根治を目指せる可能性があります。
些細なことでも構いませんので気になる症状がございましたら、お気軽にご相談してください。

すい臓がんの3年後予後とは

下記には、がんの部位別での3年生存率を表しています。見ていただいて分かるように、すい臓がんの3年生存率は他の臓器と比べても3年生存率が低い特徴があります。

※参照元：国立がん研究センター（がん診療連携拠点病院等院内がん登録2012年3年生存率、2009年から10年5年生存率公表喉頭・胆嚢・腎・腎盂尿管癌3年初集計）

すい臓がんは癌の中でも予後の悪い代表例であり、3年生存率もフェーズが進行していくにつれて生存率が下がっていきます。これはすい臓が他の臓器の裏に位置しているため画像所見では早期発見が難しいこと、自覚症状が乏しいことにより早期発見が難しいことが原因としてあげられます。

すい臓がんが発症する原因

すい臓がんが発症する明確な原因は未だに分かっておりませんが、タバコ、遺伝、糖尿病、慢性膵炎などの要因が発症に関わっていると言われています。
糖尿病の中でも特に2型糖尿病の治療を受けている方が、すい臓がんの発症リスクが高いと言われています。
また、タバコ、アルコール類の飲みすぎ、脂肪分を多く含む脂っこい食べ物の食べ過ぎ、肥満などの生活習慣もすい臓がんとの関係性を報告されています。

すい臓がんの症状

すい臓がんは発症初期の段階では特に自覚症状を感じません。また、病状が悪化して症状が発症したとしてもその症状はすい臓がんに固有のものではなく、「腹痛」「背中の痛み」「体重減少」「肌が黄色っぽくなる」「身体がだるく感じる」など、他の病気でもみられる症状が多いです。

そのためこのような症状を感じていたとしても治療せずに放置されてしまうことがあり、病状が悪化して初めてすい臓がんと判明される方が多いのが現状です。些細な症状でも構いませんので、体調面で違和感を感じられましたらお早めにご相談してください。

すい臓がんが発症しているとインスリンの分泌量が下がってしまうため、「今までは何も問題は無かったが急に血糖値が高いと指摘された」「糖尿病の治療を受けているが中々血糖値のコントロールが上手くいかない」といった場合はすい臓がんの可能性がありますのでご相談してください。

すい臓がんの検査方法

ただ、すい臓が胃の裏側に位置しているため、肥満体型の方はお腹にガスが溜まっている方、食後に検査を受ける方にはエコー検査の精度が下がってしまうことがあります。

当院では血液検査や腹部の超音波検査を実施して、すい臓がんの早期発見・早期治療介入で患者さんの健康サポートに努めています。血液検査や腹部超音波検査以外では、MRCP検査や内視鏡でのEUS検査などもすい臓がんの検査法としてありますが、検査時の合併リスク等も高いため、当院では行っておりません。当院を受診されて精密検査が必要と判断した患者さんはお近くの総合病院へ紹介をしています。

当院のすい臓がん撲滅に向けた取り組み

当院ではすい臓がんの撲滅に向けてメディカルスキャニング横浜と連携をした『すい臓がんドック』を行っています。
すい臓がんの早期発見を実現し、皆様の健康のサポートができればと考えております。
下記にすい臓がんドックのリンクも掲載をしていますのでぜひご覧していただき、ご興味のある方はお気軽にご相談してください。