腫瘍径が1㎝以下の大きさでは患者さんの約4割は無症状であり、腹部エコー検査では発見困難なため、5年後の生存率が8.5％と極めて低いがんです。
当院ではすい臓がんドックを行っていますので、下記に当てはまる方はお気軽にご相談してください。

膵臓がんは早期発見が難しいため、治療が困難であるがんの一種ですが、2012年には日本膵臓学会から「腫瘍径が1㎝以下の膵がんの5年生存率は80％以上」と報告されており、他のがんと同様、 早期発見ができれば、克服できる可能性が大きくあります。以下に該当する方は定期的な膵臓がんドックを受けることをお勧めします。

上記の項目に一つでも該当する方はすい臓がんの可能性があります。
少しでも気になる症状などございましたらお早めにご相談してください。上記以外でも「食事習慣の乱れ」「睡眠時間が確保できない」などの普段の生活習慣もすい臓がんの発症に関わってくる場合があります。
当院には管理栄養士による生活習慣指導も行えますので、お気軽にご相談ください。

当院のすい臓がんドックでは皆様に精度の高い検査を提供していくために、メディカルスキャニング横浜と連携しています。
当院では採血検査を実施し、メディカルスキャニング横浜ではMRCP検査（MR胆管膵管撮影検査）を実施しています。当院が実施しているすい臓がんドックではMRCP検査による画像診断と、採血検査でのすい臓がんの腫瘍マーカー測定、血糖値などの測定も提供することができますので、すい臓だけでなく胆管など幅広く健康状態の把握が可能となります。

MRCP検査とは

MRCP検査はMRI装置を用いて胆道（胆のうや胆管）や膵管を撮影し、異常が生じていないかと観察する検査となります。
MRCP検査を受けることで胆管や胆のうにある結石や胆のうポリープなどの早期発見が可能となります。また、黄疸がみられる場合は胆管のどこの部位が狭窄（狭くなること）して胆汁の十二指腸への流れが悪くなっているかの観察ができます。

Point.1体への負担が少ない検査が可能

CTやレントゲンとは異なり、MRIを活用したMRCP検査では被曝のリスクがなく、またMRCP検査では造影剤を使用することがないため体への負担を抑えることができます。
また、MRCP検査にかかる所要時間は30分程度と比較的短時間で検査が受けられます。

Point.2観察精度の高い検査が可能

腹部エコー検査では腹部にガスや脂肪が多いと画像が見えにくくなってしまうことがあります。
そのため腹部エコー検査では小さな病変を発見することが難しい場合もありますが、MRCP検査では、MRIによる検査となり、すい臓・胆道を鮮明に撮影することが可能となります。

Point.3すい臓がんだけでなく、胆管など幅広く検査が可能

MRCP検査ではすい臓だけでなく、すい臓の近くにある胆道（胆のうや胆管）の観察が可能であり、胆道の精密検査が可能となります。
また、採血検査もあわせて実施するため、すい臓だけではなく、血糖値やコレステロール値など生活習慣病などの検査も一緒に受けることが可能です。

Point.4すい臓領域の治療経験が豊富な院長が検査結果を説明

当院の院長は日本膵臓学会に所属している院長が、すい臓がんドックの検査結果を1件1件丁寧に説明していきます。
検査結果説明で気になることやご不明点がございましたら、その都度ご質問していただいて構いません。

当院のすい臓がんドックの料金は以下となります。

※問診、診察代も含まれています。
※クレジットカードでのお支払いも可能です。
※検査結果をオンラインにてご希望される場合はオンライン診療のサービス利用料が別途かかります。