胃カメラ検査(胃内視鏡検査)

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胃内視鏡検査(胃カメラ)についての注意事項(当日の胃カメラ検査対応について)

    • アニサキスの疑いがのある方や吐血された方で当日の胃カメラご希望の方が絶食して来院された場合、予約無しでも可能な限り当日胃カメラ検査を執行する様に努めております。
      当日の胃カメラご希望の方は、クリニックまでお電話にてご相談ください。

    • ※当日の胃カメラ検査は医師が判断し状況に応じて対応いたします。ご希望者すべてに胃カメラ検査の対応はできませんので予めご了承ください。

胃カメラ検査(胃内視鏡検査)

内視鏡検査では消化器粘膜を直接観察することができますし、疑わしい部分の組織をその場で採取可能ですから、幅広い疾患の確定診断につながります。胃カメラ検査では、食道・胃・十二指腸の粘膜をすみずみまで観察できます。微細な病変の発見も可能ですから、食道がんや胃がんの早期発見には不可欠な検査です。こうしたがんは早期発見によって、生活やお仕事に支障を与えることのない治療による完治が望めます。
当院では大学病院などで長く研鑽を積んできた院長が、精密で見落としが少なく、心身への負担が少ない短時間の胃カメラ検査を行っています。予防や早期発見には定期的な胃カメラ検査が不可欠ですから、楽に受けていただけるようきめ細かく配慮しています。安心していらしてください。

当院の胃カメラ検査の特徴

Point1経験豊富な医師が胃カメラ検査を行っています

内視鏡検査当院では、大学病院などで長く内視鏡検査や治療の経験を積んできた院長が、すべての内視鏡検査を行っています。院長は今までに1万例以上の胃カメラ検査実績があり洗練された手法を用いることで苦痛や不快感を可能な限り軽減させ、短い検査時間で精密さと安全性を高めています。

Point2当日胃カメラ検査可能(※緊急性があると判断した場合で当日絶食の方に限ります)

当日検査可能アニサキスの疑いがのある方や吐血された方で当日の胃カメラご希望の方が絶食して来院された場合、予約無しでも可能な限り当日胃カメラ検査を執行する様に努めております。
当日の胃カメラご希望の方は、クリニックまでお電話にてご相談ください。
※当日の胃カメラ検査は医師が判断し状況に応じて対応いたします。ご希望者すべての方に胃カメラ検査の対応はできませんので予めご了承ください。

Point3オリンパス最上位モデル「EVIS X1」を導入しております

EVIS X1当院では、オリンパス最上位機種である内視鏡システム「EVIS X1(イーヴィス エックスワン)」を導入し内視鏡検査を実施しております。
世界をリードするオリンパス社の内視鏡システムにおいて8年ぶりのフルモデルチェンジを行った最新の内視鏡システムです。「EVIS X1」には、 NBI(Narrow Band Imaging)、TXI(Texture and Color Enhancement Imaging)、RDI(Red Dichromatic Imaging)、EDOF(Extended Depth of Field)など、最新のテクノロジーが搭載されております。
消化器における病変の早期発見を実現するために、クリアで高精細な観察が可能な内視鏡システムです。

高性能な新機能を搭載

EVIS X1は、がんをはじめとする消化器疾患を早期発見・早期診断・低侵襲治療を実現することを目指したオリンパス独自の技術を搭載しています。
微細な病変も見逃すことなく、短時間で発見することができる精度の高い胃カメラ検査や処置が可能となります。
このX1と当院で使用する最新の内視鏡スコープの組み合わせで、これまでの胃カメラ検査と比べより効率よく短時間の検査・診断・治療を実現しております。

早期発見を可能にするNBI

NBIは、特殊な光を照射することで毛細血管の状態など微妙な変化を発見しやすくします。
特に早期の食道がん、早期の胃がん発見に高い有効性が認められています。

ハイビジョンモニターによる観察

観察する画像は、高精細でサイズの大きいハイビジョンモニターに映し出されるため、微細な病変を一目で発見しやすくなっています。観察位置を変えても反射や映り込みがないため、スピーディな胃カメラ検査が可能です。また、医師の動きが制限されないため、患者様にも負担が少なくなります。

Point4痛みや苦しさのない胃カメラ検査

胃カメラ検査には苦手意識を持っている方が少なくありませんが、現在ではとても楽に受けられる胃カメラ検査が登場しています。特に苦手意識が強い方には、軽い鎮静剤を使ってウトウトしている間に胃カメラ検査を行う無痛内視鏡検査も可能です。リラックスした状態での胃カメラ検査ですから、検査時間も短く安全性の高い検査が可能になります。
これは少量の鎮静剤を静脈に注射することで、身体的苦痛や痛みを感じない状態にする意識下沈静法です。最も不快感の少ない胃カメラ検査法ですが、鎮静剤を使う場合には、胃カメラ検査後は15~60分程度お休みいただく必要がありますので、ご帰宅の際に車・バイク・自転車などの運転はできません。

Point5経口・経鼻のお好きな方をお選びいただけます

経口・経鼻のお好きな方をお選びいただけます当院の胃カメラ検査は、口からスコープを挿入する経口内視鏡検査、鼻から極細のスコープを挿入する経鼻検査から患者様にお選びいただいています。事前にわかりやすくご説明した上で、患者様のお考えなどをうかがいながら相談していきます。経口検査の場合、強い嘔吐反射が起こる部分にスコープが触れるため、鎮静剤を使用した胃カメラ検査をおすすめしています。

Point6胃カメラ検査ごとに徹底的な消毒を行っています

医療機関として当然のことですが、当院では感染を防止するために院内や医療機器の清潔を重視しています。内視鏡検査で用いる器具に関しても、洗浄・滅菌・消毒を徹底的に行っています。日本消化器内視鏡学会のガイドラインを遵守して、専用の内視鏡洗浄機で洗浄と消毒を完全に行った清潔な器具を、患者様ごとに使用しています。

Point7横浜市の胃がん検診にも対応

当院は横浜市の胃がん検診の受け入れ医療機関です。行政より胃がん検診のご案内が届いた方で胃カメラ検査による胃がん検診をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

Point8土曜日も胃カメラ検査を実施

当院では土曜日も胃カメラ検査を実施しています。平日はなかなか時間が取れない方でも安心していただける環境を整備しています。

胃カメラ検査を受ける最適なタイミング

早期の胃がんにはほとんど初期症状がなく、自覚症状が現れるのはかなり進行してからのことがほとんどです。そのため、早期発見には症状がなくてもリスクの高くなる年齢になったら胃カメラ検査を受けることが不可欠です。胃がんリスクが上昇しはじめるのは40歳を超えてからです。そのため当院では、初めての胃カメラ検査は40歳を超えたら検討することをおすすめしています。
胃カメラ検査では、胃粘膜を直接、詳細に観察できます。また、胃カメラ検査中に疑わしい部分があったらその場で組織を少し採取することができます。これによって生検を行い、確定診断が可能になります。また前がん病変、ピロリ菌感染など将来のリスクや予防につなげるためにも胃カメラ検査は有効です。

下記の方はできるだけ早くご相談ください

  • 40歳以上で、これまで胃カメラ検査を受けたことがない
  • 習慣的に喫煙や飲酒をされている
  • 胃がんやピロリ菌感染したご家族がいる
  • 胃痛などの症状がある

当院では、内視鏡検査経験豊富な院長が安全で苦痛を最小限に抑えた胃カメラ検査を行っています。鎮静剤を使用した無痛胃カメラ検査も可能ですから、安心してご相談ください。

胃カメラで見つかる疾患

咽頭 咽頭ポリープ・咽頭がん・粘膜下腫瘍・咽喉頭酸逆流症・壁下性圧排など
食道 逆流性食道炎・食道びらん・裂肛ヘルニア・バレット食道・食道がんなど
胃炎・胃潰瘍・萎縮性胃炎・胃ポリープ・胃アニサキス症・急性胃粘膜障害・ピロリ菌感染の有無・胃がんなど
十二指腸 十二指腸炎・十二指腸潰瘍・十二指腸がんなど

※胃カメラ検査は食道・胃・十二指腸という消化器の粘膜を調べる目的で行いますが、当院では胃カメラ検査時に観察できる喉の粘膜もしっかり確認しています。

胃の症状と胃がん

近年、胃の不快感を解消できる優秀な市販薬が登場したことで、かえって医療機関への受診が遅れて胃がんをかなり進行させてしまうケースがあります。慢性的な症状がある場合には、必ず胃腸内科など専門の診療科を受診してください。
特に早期の胃がんには自覚症状がないため、症状が現れている場合にはかなり進行している可能性があります。治療が遅れればそれだけ心身への負担が大きい治療が必要になりますし、生活やお仕事にも支障が及ぶ可能性が高くなります。
また、胃粘膜の状態を内視鏡でしっかり調べ、ピロリ菌感染の有無を確かめておくことで胃がん予防につなげることもできます。当院では、心身への負担が少なく、楽に受けていただける胃内視鏡検査を行っています。胃の不快感や痛みなどがありましたら、お気軽にいらしてください。

胃カメラ検査の流れ

経鼻内視鏡検査(鼻からの胃カメラ)

1事前検査・問診

胃カメラ検査を安全に行うために、常用薬の確認や薬のアレルギーなどをチェックします。 (お薬手帳等内服薬が確認できるものをお持ちください)全身状態の把握や感染症の有無について、血液検査を行う場合があります。患者様の状態によっては、心電図検査、レントゲン検査をおこなう場合もあります。

2胃カメラ検査の準備

着替えやすい服装で来院してください。運転での来院は控えてください。
中断できない内服薬は少量の水分で服用してください。
心臓病、不整脈、緑内障、眼圧が高い、糖尿病の既往がある方はお申し出ください。

3前処置

胃の中をきれいにする薬を飲みます。

4胃カメラ検査

鼻の通過をよくする薬を点鼻、噴霧します。経鼻内視鏡検査では胃カメラ検査中に画面を見ながら会話も可能です。所見に応じて組織検査やピロリ菌の検査を行うことがあります。

5胃カメラ検査後

検査当日は車の運転は避けてください。当日の激しい運動はおやめください。お風呂は長風呂を避け、シャワー程度が良いと思われます。

胃カメラ検査後の食事について

胃カメラ検査を受ける際は準備として鼻やのどに局所麻酔を行います。そのため、胃カメラ検査終了してから1時間以上経過してから食事を食べるようにしてください。

胃カメラ検査後の食事では、油っこい食べ物や食べすぎ・早食いは避けるようにしてください。また、胃カメラ検査時に組織採取を行った場合は、消化のよい食べ物を食べるようにしてください。

経口内視鏡検査(口からの胃カメラ)

1事前検査・問診

胃カメラ検査を安全に行うために、常用薬の確認や薬のアレルギーなどをチェックします。 (お薬手帳等内服薬が確認できるものをお持ちください)全身状態の把握や感染症の有無について、血液検査を行う場合があります。患者様の状態によっては、心電図検査、レントゲン検査をおこなう場合もあります。

2胃カメラ検査の準備

着替えやすい服装で来院してください。運転での来院は控えてください。
中断できない内服薬は少量の水分で服用してください。
心臓病、不整脈、緑内障、眼圧が高い、糖尿病の既往がある方はお申し出ください。

3前処置

胃の中をきれいにする薬を飲みます。マウスピースをくわえます。

4胃カメラ検査

肩や首、のどの力は抜いてください。唾液は呑み込まずに口から外に出してください。げっぷはなるべく我慢してください。

5胃カメラ検査後

検査当日は車の運転は避けてください。当日の激しい運動はおやめください。お風呂は長風呂を避け、シャワー程度が良いと思われます。

胃カメラ検査後の食事について

胃カメラ検査を受ける際は準備として鼻やのどに局所麻酔を行います。そのため、胃カメラ検査終了してから1時間以上経過してから食事を食べるようにしてください。胃カメラ検査後の食事では、油っこい食べ物や食べすぎ・早食いは避けるようにしてください。また、胃カメラ検査時に組織採取を行った場合は、消化のよい食べ物を食べるようにしてください。

経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)と経口内視鏡(口からの胃カメラ)のメリット・デメリット

メリット デメリット
経鼻内視鏡
(鼻からの胃カメラ)
麻酔に用いる薬が少量であるため、体への負担も少なく安全
胃カメラ検査後に仕事をすることも可能
カメラの経が細いため、痛み、嘔吐反射を軽減できる
胃カメラ検査中に会話ができる
内視鏡の挿入により鼻出血など、鼻粘膜が傷つく恐れがあるので、鼻の疾患のある方は避けた方がよい
カメラの管が細く、吸引管が狭いので、食物残渣があると観察が著しく不良になる
鼻腔が狭い場合には挿入ができないこともある
経口内視鏡
(口からの胃カメラ)
カメラの管が太く、ライトも明るいので病変部分をより鮮明に見られる
胃カメラ検査と同時に、ポリープ切除や細胞採取などの処置が行える
麻酔薬(鎮痛剤)を使用するため、副作用の可能性がある
胃カメラ検査後、麻酔から覚めるまで時間がかかる
鎮痛剤の副作用で気分の悪くなる方が稀にいる
咽頭部を刺激するため、吐き気や苦しさなどの不快感がある
麻酔を使用した場合は検査後に仕事をすることは控えた方がよい

胃カメラ検査が難しいケース

妊娠中の方は薬剤や胃カメラ検査自体が胎児へ悪影響を及ぼす可能性があります。また、お腹が大きい状態では、体勢的に胃カメラ検査が困難な場合があります。そのため、産婦人科医の指示や産婦人科併設の医療機関での胃カメラ検査が必要な場合があります。授乳中の方は基本的には胃カメラ検査が可能ですが、鎮静剤が母乳へ移行する可能性があり、一時的な授乳制限が必要になる場合があります。
パニック障害や嘔吐恐怖症の方も胃カメラ検査が困難な場合があります。胃カメラ検査の苦痛やストレスがパニック発作を引き起こす可能性があり、鎮静剤を使用しても嘔吐反射が起こる場合があります。トラウマになるリスクもあるため、他の検査方法の検討が必要です。その他、ご高齢の方も年齢や体重など全身状態により、鎮静剤の種類や量を調整し慎重に胃カメラ検査を行う必要があります。
これらの条件に該当する方は、胃カメラ検査について事前に当院にご相談ください。

胃カメラ検査の費用

1割負担 2割負担 3割負担
胃カメラ検査のみ 約2,000円 約4,000円 約6,000円
胃カメラ検査と病理組織検査 約3,000円 約6,000円 約9,000円

胃カメラに関するよくある質問

胃カメラ検査は痛いですか?

患者様の苦痛を最小限に抑えるため、当院では様々な工夫を行っております。ご希望に応じて鎮静剤を使用し、眠ったような状態で胃カメラ検査を受けていただくことで、検査中の不快感や緊張を大幅に軽減できます。また、鼻から挿入する細径スコープを使用することで、嘔吐反射を抑え、楽に胃カメラ検査を受けていただける場合もあります。経験豊富な医師が、丁寧かつ迅速に検査を行うことで、患者様の負担を軽減します。検査の流れや注意点についても、事前に詳しくご説明し、不安を和らげます。もちろん、個人差はありますが、多くの方が「思っていたより楽だった」とおっしゃいますので、ご不安な方は遠慮なく医師にご相談ください。鎮静剤の使用についても、お気軽にお尋ねください。

胃カメラ検査の検査時間はどのくらいかかりますか?

胃カメラ検査自体の所要時間は通常5~10分程度ですが、胃カメラ検査前の準備や胃カメラ検査後の休憩を含めると、全体で1時間程度かかることがあります。鎮静剤を使用した胃カメラ検査の場合は、検査後は院内で1時間程度お休みいただきます。鎮静剤の効果が切れたのを確認してから、医師から結果説明を行います。検査の内容や患者様の状況によって、所要時間は多少前後することがありますので、時間に余裕をもってご来院ください。

胃カメラ検査前に食事制限はありますか?

胃カメラ検査の精度を高め、安全に検査を行うために食事制限をお願いしています。検査前日の夕食は、消化の良いものを午後9時までに済ませてください。油分の多いものや消化に時間がかかるものは避けてください。検査当日の朝食は絶食でお願いします。水やお茶などの水分摂取は制限は特にございません。

胃カメラ検査後に注意することはありますか?

胃カメラ検査後の体調に注意し、いくつかの点にご留意ください。鎮静剤を使用した方は、胃カメラ検査後1時間程度は院内で休憩していただきます。当日は、ご自身での運転や危険な作業、激しい運動は避けてください。食事は、検査後1時間程度経ってから、消化の良いものを摂るようにしてください。刺激物やアルコールは控えめにしてください。胃カメラ検査後、腹痛や吐き気、発熱などの症状が現れた場合は、すぐに当院にご連絡ください。

胃カメラ検査で発見できる病気にはどのようなものがありますか?

胃カメラ検査では、食道、胃、十二指腸の病気を発見することができます。具体的には、食道炎、食道がん、胃炎、胃潰瘍、胃がん、十二指腸潰瘍、十二指腸がんなどが挙げられます。早期の胃がんや食道がんは、自覚症状がほとんどないため、定期的な胃カメラ検査が重要です。特に、胃がんや食道がんのリスクが高いとされる40歳以上の方や、胃の不快感などの症状がある方は、積極的に胃カメラ検査を受けることをおすすめします。

胃カメラ検査を受ける際の服装に決まりはありますか?

特に決まった服装はありませんが、検査着に着替えていただきますので、締め付けの少ない楽な服装でお越しください。アクセサリーや時計などは、胃カメラ検査前に外していただく必要があります。院内でのトラブルを避けるためにも胃カメラ検査日はアクセサリーなどは身につけないでお越しください。

胃カメラ検査の予約はどのようにすればよいですか?

胃カメラ検査のご予約は、お電話またはインターネットで受け付けております。お電話の場合は、診療時間内にお問い合わせください。インターネット予約は24時間受け付けておりますので、ご都合の良い時間にご予約いただけます。

文責:保土ヶ谷あだちクリニック 院長 足立清太郎

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初めての胃カメラ検査 初めての大腸カメラ検査