糖尿病

横浜市で糖尿病・血糖値が気になる方へ

横浜市で糖尿病・血糖値が気になる方へ「健康診断で血糖値が高いと指摘された」「家族に糖尿病の人がいる」「最近、のどが渇きやすい、疲れやすいと感じる」といったお悩みはありませんか?

糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)の濃度が高い状態が続く病気です。初期にはほとんど自覚症状がないため「サイレントキラー(静かなる殺人者)」とも呼ばれ、気づかないうちに全身の血管や神経にダメージを与え、様々な合併症を引き起こします。

横浜市保土ヶ谷区の保土ヶ谷あだちクリニックでは、横浜の皆さまが安心して糖尿病の診断から治療、そして長期的な血糖管理を継続できるよう、経験豊富な医師と専門スタッフが連携し、質の高い医療を提供しています。JR保土ヶ谷駅から徒歩1分というアクセス抜群の立地で、お仕事帰りや買い物ついでにもお気軽にご相談いただけます。

こんな項目に該当される方はご相談ください

  • 健康診断で血糖値が高い、またはHbA1値cが高いと指摘された方
  • のどが異常に渇く、尿の回数が増えた、疲れやすい、体重が減ったなどの症状がある方
  • 食事療法や運動療法を始めたいが、具体的な方法が分からない、管理栄養士に相談したい方
  • ご家族に糖尿病の方がいて、ご自身の遺伝や体質が心配な方
  • 糖尿病と診断されたが、どのような治療をすれば良いか分からない方
  • 糖尿病の治療中だが、血糖コントロールがうまくいかない、合併症が心配な方

糖尿病とは

糖尿病糖尿病は、膵臓から分泌される「インスリン」というホルモンの働きが不十分になることで、血糖値が高い状態が慢性的に続く病気です。インスリンは、食事から得たブドウ糖をエネルギーとして細胞に取り込ませる重要な役割を担っています。このインスリンが不足したり、うまく作用しなくなったりすると、ブドウ糖が細胞に取り込まれず、血液中にあふれてしまうのです。

糖尿病の主な種類

1型糖尿病

インスリンを作る膵臓のβ細胞が、自己免疫によって破壊されることで、インスリンがほとんど作られなくなるタイプです。急激に発症することが多く、インスリン注射が不可欠となります。

2型糖尿病

遺伝的な要因に加えて、過食、運動不足、肥満、ストレスといった生活習慣が深く関わって発症するタイプです。インスリンの分泌量が不足したり、インスリンが効きにくくなったり(インスリン抵抗性)することで起こります。日本の糖尿病患者の約9割を占めます。

妊娠糖尿病

妊娠中に初めて発見または発症した糖尿病にいたらない糖代謝異常です。妊娠中だけでなく、将来的に2型糖尿病に移行するリスクがあるため、出産後も継続的な管理が重要です。

その他、 遺伝子の異常や他の病気(膵臓病、内分泌疾患など)、薬剤などが原因で発症することもあります。

なぜ無症状でも治療が必要?

糖尿病の初期は自覚症状がほとんどないため、健康診断などで指摘されても「まだ大丈夫」と自己判断してしまう方が少なくありません。しかし、高血糖の状態が続くと、全身の血管(特に細い血管)が「糖化」と呼ばれるダメージを受け、徐々に硬くもろくなっていきます。これが進行すると、目、腎臓、神経などに深刻な合併症を引き起こし、一度発症すると元の状態に戻すことが非常に困難になります。

糖尿病の診断基準と検査

糖尿病の診断は、主に血液検査による血糖値やHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)の値に基づいて行われます。横浜市保土ヶ谷区の当院では、患者さんの状態に応じた適切な検査で、糖尿病の早期発見と正確な診断に努めています。

主な検査項目と診断基準

項目 診断基準(糖尿病型)
空腹時血糖値 126mg/dL以上
HbA1c 6.5%以上
随時血糖値 200mg/dL以上

採血検査

HbA1c

過去1〜2ヶ月間の平均的な血糖コントロール状態を示す重要な指標です。

空腹時血糖値/随時血糖値

採血時の血糖値を測定します。

その他、糖尿病の原因や合併症の評価のため、インスリン抵抗性を示すHOMA-IR、肝機能、腎機能、脂質(コレステロール・中性脂肪)なども併せて検査することがあります。

糖尿病が引き起こす重大な合併症

高血糖の状態が長く続くと、全身の血管や神経がダメージを受け、様々な深刻な合併症を引き起こします。特に、糖尿病の三大合併症と呼ばれる「神経障害」「網膜症」「腎症」は、進行すると日常生活に大きな影響を及ぼすため、早期発見と予防が極めて重要です。

糖尿病の三大合併症(細小血管障害)

糖尿病性神経障害

手足のしびれ、痛み、感覚の鈍化、筋力低下などが現れます。進行すると足の傷に気づかず、潰瘍や壊疽に繋がり、最悪の場合、足の切断に至ることもあります。また、自律神経にも影響し、立ちくらみ、便秘・下痢、ED(勃起不全)などを引き起こすこともあります。

糖尿病性網膜症

目の奥にある網膜の血管がダメージを受け、出血やむくみを起こします。進行すると視力低下や失明に至る可能性もあります。糖尿病性網膜症は、成人の失明原因の主要な一つです。定期的な眼科受診が不可欠です。

糖尿病性腎症

腎臓の血管がダメージを受け、老廃物をろ過する機能が低下します。初期は無症状ですが、進行するとむくみ、貧血、倦怠感などが現れ、最終的には人工透析が必要となることもあります。

その他の主な合併症(大血管障害など)

動脈硬化

糖尿病は全身の動脈硬化を加速させ、以下の心臓や脳の病気のリスクを高めます。

心筋梗塞・狭心症(虚血性心疾患)

心臓に血液を送る冠動脈が狭くなったり詰まったりして、胸の痛みや圧迫感が生じます。

脳梗塞・脳出血(脳卒中)

脳の血管が詰まったり破れたりして、麻痺や言語障害などの後遺症が残ることがあります。

閉塞性動脈硬化症

足の血管の動脈硬化により、歩行時の痛みやしびれが生じます。

歯周病

糖尿病患者さんは、血糖コントロールが悪いと歯周病が進行しやすくなります。逆に、歯周病が悪化すると血糖コントロールも悪くなるという悪循環が生じます。

感染症

免疫機能が低下するため、肺炎、尿路感染症、足の感染症など、様々な感染症にかかりやすく、重症化しやすい傾向があります。

脂肪肝

肝臓に中性脂肪が過剰に蓄積する状態です。進行すると肝硬変に至るリスクもあります。

急性膵炎

特に中性脂肪が極端に高い場合に起こりうる、命に関わる炎症です。

合併症の早期発見に役立つエコー検査

糖尿病は、上記の合併症に加え、全身の血管に動脈硬化を進行させます。当院では、この動脈硬化の進行度や、合併症による臓器への影響を詳しく調べるため、エコー検査(超音波検査)を導入しています。

頸動脈エコー

首の血管を診ることで、全身の動脈硬化の進行度合いを評価します。脳梗塞や心筋梗塞のリスク早期発見に繋がります。

腹部エコー

肝臓の状態(脂肪肝など)や腎臓の形態を調べることで、自覚症状が現れる前の段階から合併症の兆候を捉えることが可能です。

エコー検査は、痛みや放射線被曝の心配がなく、お子さまや妊婦さんにも受けていただける、体の負担が少ない検査です。

当院では、患者さんとご相談の上で、一人ひとりに必要なエコー検査を実施いたします。検査結果については、検査当日に医師よりお伝えします。ご自身の健康状態をより詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。

糖尿病の原因とリスク要因

2型糖尿病の発症には、様々な要因が複雑に絡み合っています。

主な原因としては、親や兄弟に糖尿病の人がいる場合に体質を受け継ぐ遺伝的要因が挙げられます。それに加え、生活習慣が大きく影響します。

過食や早食いは肥満やインスリンの過剰分泌を招き、運動不足は肥満を通じてインスリンの効果を低下させます。特に内臓脂肪の蓄積は、インスリンが効きにくくなるインスリン抵抗性を高め、糖尿病のリスクを大幅に増加させます。また、ストレスは血糖値を上げるホルモンの分泌を促し、喫煙や過度の飲酒は糖尿病の発症リスクを高めるだけでなく、合併症を悪化させる原因にもなります。

さらに、年齢とともにインスリンの分泌能力が低下したり、インスリン抵抗性が高まったりする加齢もリスク要因の一つです。ステロイド剤の使用や、膵臓、肝臓、腎臓、内分泌系の疾患など、その他の病気や薬剤が原因で糖尿病を発症することもあります。

管理栄養士による個別栄養指導

管理栄養士による個別栄養指導糖尿病の治療において、食生活の改善は薬物療法と並ぶ非常に重要な柱です。しかし、「何をどれだけ食べたらいいの?」「外食時はどうすれば?」など、具体的な食事管理に不安を感じる方は少なくありません。

当院では、皆さまが無理なく健康的な食生活を送れるよう、専門の管理栄養士が常駐し、個別栄養指導を行っています。患者さん一人ひとりの病状、ライフスタイル、食習慣、嗜好を丁寧にヒアリングし、その方に合ったオーダーメイドの食事プランをご提案します。

横浜市の皆さまの食生活を専門的な知識でサポートし、より豊かな食生活を送りながら健康管理ができるよう、管理栄養士が親身に寄り添います。ぜひお気軽にご相談ください。

当院の糖尿病治療アプローチ

保土ヶ谷あだちクリニックでは、横浜市の皆さまが高血圧症の治療を安心して継続できるよう、患者さん一人ひとりに合わせた最適なプランをご提案します。単に血圧を下げるだけでなく、患者さんのライフスタイルやご希望に合わせた、無理なく続けられるオーダーメイドの治療計画を立案しています。

治療の基本は生活習慣の改善です。当院に常駐する管理栄養士が、減塩の具体的な方法やバランスの取れた献立など、横浜市にお住まいの方の食生活に合わせた実践的な個別栄養指導を行います。また、患者さんの体力に合わせた運動プランのアドバイス、禁煙・節酒のサポートも積極的に行い、生活習慣の見直しを強力に後押しします。

生活習慣の改善だけでは血糖値が目標に達しない方や、リスクが高い方には、副作用にも配慮し最適な薬物療法を慎重に選択。治療開始後も定期的な診察と検査で血糖値の推移や身体の状態を詳細にチェックし、必要に応じて計画を見直しながら、患者さんと共に長期的な視点で健康維持を目指します。

糖尿病に関するよくあるご質問(FAQ)

糖尿病は自覚症状がなくても治療が必要ですか?

はい、必要です。糖尿病は初期にはほとんど自覚症状がないまま進行し、血管や神経にダメージを与え続けます。症状が出た時には、すでに心臓病や脳卒中、失明などの重大な合併症が発症している可能性が高いため、健康診断で血糖値の異常を指摘されたら、症状がなくても早期に受診し、治療を開始することが非常に重要です。

糖尿病の薬は一度飲み始めたら一生やめられないのですか?

必ずしもそうとは限りません。2型糖尿病の場合、生活習慣(食事療法や運動療法、体重減少など)を大きく改善し、血糖値が目標範囲内で安定すれば、医師の判断で薬の減量や中止が可能になるケースもあります。ただし、自己判断での中断は非常に危険ですので、必ず医師にご相談ください。

健康診断で血糖値やHbA1cが高いと指摘されました。どうすれば良いですか?

まずは速やかに医療機関を受診されることをお勧めします。当院では、検査の結果に基づいて、患者さんの状態に合わせた最適な治療計画をご提案いたします。早めの対応が、合併症の予防に繋がります。

横浜で糖尿病の専門的な食事指導を受けたいのですが、可能ですか?

はい、可能です。当院には管理栄養士が常駐しており、糖尿病の患者さんに対して、横浜の食生活や個々のライフスタイルに合わせた、実践的で継続しやすい食事指導を個別に行っております。お気軽にご相談ください。

血糖値のコントロール目標はどのくらいですか?

HbA1cが主な目標となります。一般的な目標は7.0%未満ですが、患者さんの年齢、糖尿病の罹病期間、合併症の有無、低血糖のリスクなどを考慮し、個別に最適な目標値を設定します。当院では、それぞれの患者さんに合った目標を一緒に考えていきます。

横浜市保土ヶ谷区で糖尿病・血糖値が気になる方へ

健康診断で血糖値の異常を指摘された方、糖尿病の症状が気になる方、あるいはご家族に糖尿病の方がいて不安を感じている方は、どうぞお一人で悩まずご相談ください。
横浜市保土ヶ谷区の保土ヶ谷あだちクリニックは、JR保土ヶ谷駅から徒歩1分とアクセス抜群。経験豊富な医師と専門スタッフが、患者さん一人ひとりに寄り添い、糖尿病の適切な診断と治療、そして予防をトータルでサポートいたします。
WEB予約やWEB問診、自動精算機導入でスムーズな診療を提供しており、忙しい方でも安心して通院いただけます。
ご自身の健康な未来のために、まずは一歩踏み出してみませんか。

文責:保土ヶ谷あだちクリニック 院長 足立清太郎

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